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当講座の特徴

当講座の特徴
4つの附属病院が一体となった体制

当講座では、昭和大学病院、昭和大学藤が丘病院、昭和大学横浜市北部病院、昭和大学江東豊洲病院が密に連携を取り合い、4つの附属病院が一体となって臨床・研究・教育を行っています。

各病院では泌尿器科領域の幅広い診療を行いながら、本院と江東豊洲病院では前立腺癌、藤が丘病院では男性機能障害、北部病院では女性泌尿器科の診療を特徴とし、いずれの病院でも、専門性の高い診断・治療を提供し、各分野を牽引する役割を担っています。

昭和大学医学部 泌尿器科学講座  昭和大学病院
昭和大学医学部 泌尿器科学講座  藤が丘病院外観
昭和大学医学部 泌尿器科学講座  横浜市北部病院外観
昭和大学医学部 泌尿器科学講座  江東豊洲病院外観
前立腺癌の最新の診断・治療

日本における高齢化社会の急増により、今は男性が罹る癌で最も多い癌の一つとなった前立腺癌の診断、治療に力を入れています。

診断においては、早期発見には欠かせない前立腺癌検診を、我々の講座が品川、荏原医師会と協力して2006年より品川区に前立腺癌検診を導入し、現在も品川区からの依頼により検診結果の解析を担当しています。また、前立腺癌の早期発見・適切な治療の重要性を啓発するために “ブルークローバー・キャンペーン*” を主催し、毎年、市民公開講座の開催や無料PSA検診の実施などに取り組んでいます。

*後援:特定非営利活動法人 前立腺がん啓発推進実行委員会

昭和大学医学部 泌尿器科学講座

治療においては、常に「患者さんに優しい」低侵襲をめざし、最先端の治療を導入しています。ロボット支援手術、腹腔鏡手術、小線源療法、強度変調放射線療法(IMRT)など、前立腺に限局した癌に対して施行できる全ての低侵襲治療が可能な体制となっています。

進行した前立腺癌患者さんに対しても、腫瘍内科と連携して可能な限りの対応を試みています。

昭和大学医学部 泌尿器科学講座  ロボット支援手術
患者さんに優しい低侵襲治療の推進

泌尿器科は、他科に先駆けて低侵襲治療が導入されてきた科です。当講座には多数の腹腔鏡手術認定医が在籍し、内視鏡、腹腔鏡、ロボット支援など低侵襲な手術法を積極的に行い、良好な成績を収めています。
また、適応を考慮した放射線治療なども含めた身体に対する負担が少ない治療を推進しています。

昭和大学医学部 泌尿器科学講座  腹腔鏡手術
悪性腫瘍に対する集学的治療

当科は、泌尿器科領域の悪性腫瘍(前立腺癌、膀胱癌、陰茎癌、精巣癌、尿管癌、腎盂癌、腎癌)に診断から治療まで一貫して携わります。

難治症例に対しては、腫瘍内科や放射線科と連携し、手術治療のみならず、化学療法や放射線療法、ホルモン療法、分子標的治療などを併用した集学的治療を施行しています。

昭和大学医学部 泌尿器科学講座
QOLの維持・向上

泌尿器科で診療を行う疾患の多くは、患者さんのQOL(生活の質)の低下に直結しやすいです。

当講座では、あらゆる疾患に対し、根治性と機能温存・QOL(生活の質)の両立を考慮した医療の提供を目指しています。

昭和大学医学部 泌尿器科学講座  手術
男性機能障害の診療

藤が丘病院 泌尿器科は、男性機能障害の分野における中心的な役割を担っています。男性機能障害、更年期障害などの青年から中年・高齢者の男性がだれでも罹患するQOL疾患では、他施設からの紹介患者さんも多く、学会の中心的メンバーとして参画しています。

昭和大学医学部 泌尿器科学講座
女性泌尿器科の診療

横浜市北部病院には、尿失禁、膀胱瘤などの対応に特化した「女性骨盤底センター」を設置し、女性泌尿器科の高度な診療を行っています。当センターでは⼥性泌尿器科領域を専⾨とする泌尿器科医および産婦⼈科医が同じセンター内で、共同で診断・治療にあたります。また、⾻盤底筋トレーニングを専⾨的に指導可能な理学療法⼠を配し、⼿術療法のみならず、質の⾼い理学療法、⾏動療法などの保存的治療も⾏えるようにしています。

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